雇用のミスマッチ|頻繫な直前欠勤が許される?「子持ち様」という言葉が生まれる背景

雇用・働き方

※これは「子持ち様」という属性そのものを叩きたい話ではなく、契約と実態がズレたときに起きる、雇う側・雇われる側双方のミスマッチの話です。

友人はリハビリを中心に行う定員制の小規模なデイサービスを経営しているのですが今年6月初旬に週5日、フルタイムに近い7時間勤務、という契約で新しいスタッフを採用しました。

即戦力として期待していたものの、蓋を開けてみれば実際に出勤してくるのは週に1日程度。残りの日は毎朝「子供が急病で」と電話がありお休みするそうです。

お子さんの事情とはいえ、毎朝の直前欠勤がこれだけ続くと、小規模な施設はひとたまりもありません。 

誰か出てくれる人を当たって電話したりシフトを急遽組み直さなければならず、代わりが見つからないとなると友人が自分の業務を全て後回しにして現場の穴埋めに入るということになります。雇った側の優しさや限界を超えてしまっていて、見ていて本当に辛いです。

何か友人に慰めになる言葉はないものかと参考になる事例がないかと「子供理由 よく休む」でググってみるとYahoo!知恵袋で同じように契約とは懸け離れた勤務実績の人が結構いることを知りました。

そこでは子供の体調不良で頻繁に休む人のことを「子持ち様」と呼んでいました。

友人がもっとも辛いと漏らしたのは、週5の7時間勤務で契約してしまっている点です。私はピンときました。要するに社会保険料を折半しているということなのです。

ほとんど来ない人のために1ヶ月負担したと友人は落ち込んでいました。

そろそろ限界なのでその人が出社したタイミングで面談を組むそうです。ただ「辞めてください」とはこのご時世言えなくて淡々と雇用契約と実際の勤務状況の乖離を事実ベースで話して、働き続けたいなら本当に働くことが可能な時間帯の見直し、それが難しいなら穏便に話し合いで退職をお願いするしかないということです。

本当に腰が重いと友人は言っていました。例えば週に1日の欠勤なら(本心はそれでも当日朝の欠勤は痛いが)しかたがないね、お大事にと言えるけど、さすがに週1日は⋯⋯2割の出勤でしかないからと困り果てていました。

友人が更に話してくれたことはそのスタッフが「子供が急病で」と欠勤して次出社するときにそんなに悪びれてもいないということでした。私が思うに、ちゃんと休む旨を電話連絡したし、時給も発生していないからいいじゃない?と軽視しているかもしれないということです。この部分は双方の認識のミスマッチでしょう。

社会保険料を会社が半分負担しているという事実は、アルバイト経験しかなかったり扶養範囲で働いていたりすると、意識しない限り気づきにくいことだと思います。

私は何ら解決案も浮かばず友人に掛ける言葉が見つからなかったです。

こんなミスマッチが少しでも減る社会になってほしいと切に思いました。

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